何かを勉強するのに高い書籍は必要ありません
プログラミングや会計など
何かを勉強するのに高い書籍は必要ありません。
学習入門者ならばなおさらのことに必要ありません。
今回は、学習入門者に書籍が必要ない理由とどうしても書籍が必要な場合の方法について解説します。
- ■学習入門書をたくさん読むよりも業界の構造をつかむ事が大事
- ■作品・ポートフォリオ作り、資格取得はまだ早い
- ■プロフィールと会話は必要
- ■入門者にありがちな疑問を書かない(貴重な話を感謝します系はだめ)
- ■大体、学習入門者は必要な本がわからない
- ■本を読むことより重要な行動力
- ■それでも本が必要なひと
■学習入門書をたくさん読むよりも業界の構造をつかむ事が大事
何か学習したいものがあるときに
まず、目的とその分野の業界構造やトレンドなどをつかむ事が大事です。
最低半年は、本も買わずに
企業などのオウンドメディアや
代表となる第一人者のTwitterを指名検索していれば良いです。
それでも本がないと安心しないという方は業界雑誌を購読してください。
ハウツー系の本を読んでも上手くはなりません。
サーファーになるのにいくら機材やビデオを揃えても、遊ぶ友達や海水浴場の事情を知らないと続くことはありません。まず海に行かないでしょう。
■作品・ポートフォリオ作り、資格取得はまだ早い
まず自分のアウトプットを増やすことよりも
よいことを言っていると思える人をたくさん見つけてください。
よく作品やポートフォリオ、資格の取得が目的となってしまい
なかなか歩み出せない人がいます。(こういう人はノウハウコレクターと呼ばれます)それは時間と機会のロスが大きいです。
そしてなるべくならば、業界のトップランカー(一番有力な人たち)ではなく、
中堅あたりの人、若手の業界人に、いいねやコメントなどを送りましょう。
一番有力な人たちには、相手にしてもらえません。
会社などでもいきなり社長に意見を飛ばす人はいませんよね。
それと同様です。ミドルクラスあたりの人に声をかけてみることから始めると良いです。
■プロフィールと会話は必要
プロフィールがわりのTwitterのアカウント(もちろん公開)と公開ブログは用意しましょう。
そこで参考になったことや、意見をしたいと思ったことをまとめておきましょう。
直接、論戦なんかしたらいけません。ただ感想を残しておくことです。
あまり過激なことを書く必要ありません。
意見を言いたい相手に届くような書き方はしないでください。
悪口を書く意味ないですよね。
どうしても感情的に納得がいかなければ、それだけ相手も上手である事があります。
「自分の感情は論理化して対処しましょう。」
■入門者にありがちな疑問を書かない(貴重な話を感謝します系はだめ)
Googleの検索窓に入力すればすぐに出てくるような問題は、
相手の時間を奪うだけで無駄です。
プログラミングや会計などの細かな知識もGoogleで検索すればすぐに見つかります。
Youtubeで検索すれば大雑把な全体像もみれて便利です。
大体大御所は自分の発信源を持っているものです。
それがない人は超大御所である可能性が高いので
気にする必要ないです。
トランプやビル・ゲイツとか孫正義さんにリプを送っていませんか…?
■大体、学習入門者は必要な本がわからない
会社や自宅に置いて何度も使う本というのは沢山ありますでしょうか。ほとんど年に数回しか触らないような読んだら読みっぱなしの本を読んでも仕方がないです。
書籍はベストセラーだと、すぐにブックオフに100円くらいになって落ちてきます。
また、いくらベストセラーだからと言って話のタネにする方もいますが、あまり気軽に相手のお金を奪ってまでお勧めできるものではありません。
東大生は平均して月に3、4冊(授業と関係ない本)を買うと言われますが、その中に自分のおすすめの本を入れるということは難しいと考えてください。
ちなみに月当たりに発行される新刊書は6000から8000冊と言われます。
■本を読むことより重要な行動力
本を読むことよりも、本がなくてもサバイバルできるだけの能力が必要です。
今回私は、あまりリサーチせずにオピニオン記事を書いていますが、本を買ってから行動するという場合、ワンアクションにコストがいちいちついて回るわけです。
一つの行動をするのに一つのプログラムや経理の知識を得るのに1000円、2000円と課金していたらたまったものじゃありません。
よくリサーチすることは重要ですが
先輩や上司はそのような事情は知っているので、そんなことにお金をかけていたら、入門者としての仕事はできないです。
自分がどういう存在で、どういう活動や興味を持っているかということを示せれば十分です。
■それでも本が必要なひと
本当に信頼できる本なのかよく調べてから買ってください。よくありがちな「必読、良書10冊リスト」とかを真似して買うのはやめておきましょう。鬼のようにできる人が
赤鬼とか青鬼の力比べみたいに、破壊的な腕力を競うということは、入門者にはないです。
持っている本があなたの実力ではないので、そこに安心してはいけない。